肌トラブルは栄養不足
毎日スキンケアをしているのになぜか肌が荒れる。と言う経験があると思います。
肌荒れが起こる原因は、スキンケア不足以外に、摂取する栄養素不足である場合があります。
肌の健康維持のために必要なビタミンが不足していることが考えられますので、こんな時は何の栄養が不足しているの?
を紹介します☆
🔶老化・・・ビタミンC
ビタミンCは抗酸化・抗炎症作用があります。
肌にうるおいやハリを与えたり、シミを防いだりするのがビタミンCです。
野菜や果物に豊富に含まれる栄養素で、いちご、キウイ、パプリカ、ブロッコリー、キャベツ、レモンなど。
🔶ニキビ・・・鉄
コラーゲンの材料に欠かせないのが鉄。
鉄分が不足していると鉄欠乏性貧血になり、口角炎や口の周りに吹き出物、いわゆる「大人ニキビ」ができやすくなることがあります。血行不良によって、健康な肌を保てるだけの栄養が届かなくなった結果として、このような症状が現れやすくなると考えられます。貧血が原因でできた吹き出物は、スキンケアで取り繕ってもなかなか改善はされない事になります。
鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類あり、ヘム鉄の方が吸収率が良いと言われます。例えばレバー、赤貝、いわし、鰹、マグロ、サンマなど。
🔶乾燥・・・ビタミンA
脂溶性のビタミンAは肌のカサつきからお肌を守ります。
肌が水分不足になると乾燥肌から肌荒れにつながることがあります。ビタミンAは、肌のうるおいを保つために必要なビタミン。ほうれん草やにんじんなど、色の濃い野菜に多く含まれており、野菜以外ではレバーやうなぎ、海苔にも含まれています。
🔶アトピー・・・ビタミンD
ビタミンDは昨今注目されている栄養素です。肌のバリア機能を高める作用、また炎症を抑えてくれることに特化しています。
アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が破綻してしまい、刺激や異物の侵入によってかゆみや発赤といった症状が出てきます。ビタミンDを多く含む食品は、天日干しの干ししたけや、キクラゲ、鮭、いわしなど。しかし、日光を浴びないとビタミンDは不足しますので1日20分〜30分ほど、日光にあたるようにしましょう。
🔶シミ・・・亜鉛
お肌のターンオーバーに必要な栄養素です。
亜鉛が不足すると、肌の新陳代謝が低下し、肌荒れをおこし古い角質などが毛穴に詰まりニキビが発生します。さらにメラニン色素を正常に排出しにくくなる為、シミができやすくなります。
亜鉛を多く含む食品は牡蠣、豚レバー,小麦胚芽、油揚げ、カシューナッツ、卵など。
🔶クマ・・・葉酸・B12
目の下のクマは貧血によるヘモグロビン量の減少や血行不良などが大きな原因と考えられています。
目の周りの皮膚はとても薄いので、血液の色や状態が顕著に現れやすくなります。貧血の改善や生活リズムを整え血液の巡りをよくすることで、クマだけではなく肩こりや頭痛、疲労、むくみなども改善されます。
葉酸を多く含む食品は、鶏肉、牛肉、納豆、ウニ、焼きのり、ほうれん草、アスパラガス、ブロッコリー、枝豆、いちごなど。
お肌が荒れると、なんとなく憂鬱になりますね、肌荒れは不調のサインです。
原因がわかれば改善も早いですから、必要な栄養を摂取し、生活習慣を整えていきましょう。