正しい水の飲み方
人間が、普通に生活しているだけでも尿や汗などで1日に約2.5リットルの水分を排出しているといわれています。
ひとことに「水分」といっても、どんな飲み物でもOKというわけではありません。
水分補給として飲む場合には、常温の水がおすすめです。
また、コーヒーやお茶に含まれているカフェインには利尿作用があるため、水と比べると摂取できる水分量が減ってしまいます。(お酒にはさらに強い利尿作用があり、摂取した量以上の水分量が失われるという研究結果も出ています。)
『1日に必要な水分量はどのくらい?』
成人の場合、1日に約2.5リットル、少ない人でも2リットル程度は排出されるため、同じ量の水分を補給する必要があります。
とはいえ、2.5リットルすべてを飲み物から摂取する必要はありません。
1日の食事で約1リットル、食事を体内で分解する時に作られる「代謝水」で約0.2〜0.3リットルの水分を補うことができるため、残りの1.2〜1.3リットル程度を飲料水から摂取するようにしましょう☆
『美容効果も期待できます!!』
♪水を飲むと血液の流れが良くなり、体が常に温まって新陳代謝が活発になるため、ダイエット効果が期待できます。
♪ナトリウムが少なくカリウムが多く含まれているミネラルウォーターであれば、むくみの原因となる水循環の悪化を改善できるため、むくみを減らすことも期待できますよ。
♪水にはお肌のターンオーバーをスムーズにしたり、便秘改善で肌荒れが起きにくくなったり、あらゆる体の毒素を出してくれる役割があります。
♪保水力が高まり、エイジングケアも期待できます!
♪ニキビや乾燥肌などの肌トラブルも改善!!
『正しい水の飲み方』
1日に必要な水分量は約2.5リットルですが、一気に大量の水を飲めば良いというわけではありません。
一気に水を体内に入れると内臓に負担がかかり、体がだるくなってしまう可能性もあります。
♪一度にたくさんの水を飲むのではなく、コップ1杯程度の水を8~10回程度に分けて飲むようにしましょう。
♪朝起きたらコップ1杯程度を飲んで寝ている間に汗として排出された水分を補いましょう。
♪運動や入浴で汗をかいた後には必ず、水分補給をしましょう。
『就寝前にも水分補給を』
人間の体は就寝時にも汗をかいています。
寝ている間に体内の水分が不足すると、血液が固まりやすくなるといわれています。
最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまうリスクもあるため、就寝前にはコップ1杯の水分を摂取するようにしてくださいね。